2024年9月に太陽光技研の太陽光発電・蓄電池システムを導入していただいた、富士市の臨済宗 妙心寺派 瑞龍山 法雲寺住職 藤田様にインタビューをさせていただきました。
臨済宗 妙心寺派 瑞龍山 法雲寺 にいて教えてください
法雲寺は、室町時代に開かれた約750年の歴史を持つ臨済宗妙心寺派のお寺です。
開祖が鎌倉から京都へ向かう旅の途中、富士山を背にした豊かな湧き水を見てこの地に建立しました。
現在も「わきみず寺」として知られ、今泉という地名にもなっている豊富なわき水を地域の皆様に開放し、生活に活用していただいています。

太陽光発電・蓄電池システム導入のきっかけを教えてください
住職様が太陽光発電システムに興味を持たれたのは、電気自動車(日産 サクラ)を購入し、車が電気で動く時代になったことを実感されたのがきっかけでした。
電気は太陽光でも作られると知り、太陽光発電システムの導入を検討されました。
導入の第一の動機は、お寺の電気代がかなり高かったため、これを削減したいという強い思いでした。
それに加えて、環境対策や、将来起こりうる大きな災害に備え、備えを持っておきたいという理由もありました。
太陽光発電・蓄電池システム導入の心配ごとはありましたか?
導入にあたっては、屋根にパネルを設置することにいくつかの懸念がありました。
パネル自体の重量や、台風で飛ばされないか、またパネル設置による雨漏りの心配です。
施工を担当した太陽光技研は、これらの懸念に対し、通常の4点止めより多い6点止めによる「強化施工」をすることで風に強い設計を説明しました。
さらに、屋根裏に入り時間をかけて建物の状態をチェックし、金具の取り付けに問題がないことを確認するなど、徹底した調査と丁寧な説明により、住職様は安心して導入を決断できたそうです。

太陽光発電・蓄電池システム導入の業者選びについて教えてください
業者選定にあたっては、インターネットで情報収集し、複数の会社から相見積もりを取られました。
素人には太陽光パネルの価格相場が分からないため、相見積もりは非常に有効だったとのことです。
複数の見積もりを比較した結果、価格に違いがある中で(最大 100万円)、最終的にコストパフォーマンスが最も優れていた太陽光技研を選んでいただきました。
工事は夏場の非常に暑い時期、特に屋根裏は強烈な暑さの中で行われました。担当の青木さんが大きな体で自ら屋根裏に潜り込み、汗だくになりながら現場で率先して作業する姿を見て、言葉は少なくとも信頼できる人と感じたそうです。工事は大変だったとのことですが、その日のうちに無事通電し、ディスプレイに高い発電数値が表示された時は、大きな感動を覚えたと語られています。
太陽光発電・蓄電池システム導入後の効果は想定どおりでしたか?
システム導入後の効果は絶大でした。

電気代は、以前の 1/2から1/3程度 にまで大幅に安くなりました。
導入費用はかかりましたが、この状態で運用を続ければ、比較的早い段階で元が取れると試算されており、元が取れた後はさらに発電によるコスト削減のメリットを享受できるため、導入を決めて非常に良かったと感じていらっしゃいます。
また、寺院は災害時において地域の避難拠点となる可能性があります。
太陽光発電・蓄電池システムがあれば、停電時でも電力供給が可能となり、スマートフォンの充電などにも利用できます。
将来的に、災害時の電力利用を地域の方々にも開放し、太陽光の恩恵を還元していきたいというお考えをお持ちです。
嬉しいことに、法雲寺住職 藤田様が太陽光に興味のある清水市の寺院さんに、太陽光技研を紹介してくださいました。
法雲寺住職 藤田様、おいそがしいところお話しいただき誠にありがとうございました。